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歯の寿命を決める神経の治療

「痛いから神経を抜く」治療の危険

痛む歯の神経を抜いてもらったく」治療の危険ことはありませんか?あなたが神経を抜く治療を受けたことがあるとしたら、それはとても残念なことです。
歯の痛みの原因は、神経によるものとは限りません。歯周病、かみ合わせ、一時的な炎症など、さまざまな理由が考えられます。歯が痛む理由をつきとめて治療をするよりも、神経を抜くほうが簡単なため、残念なことに、「痛いから神経を抜く」治療をおこなっている歯医者さんは少なくないようです。
歯の神経を抜いてしまうと、歯が割れやすくなり、トラブルもおきやすくなります。また、神経を抜いてしまっているので、気づかずに深刻な事態になるまで放置してしまいがちです。
安易に神経を抜く治療を繰り返すのではなく、さまざまな原因を検討することが大切です。

神経をどうしても抜かなければいけないときは……

歯の健康を考えれば、できるだけ歯の神経を抜かないことはもちろんですが、どうしても歯の神経を抜かなくてはいけなくても、定期的に経過を観察することが大切です。神経の痛みの度合いとレントゲンの写真を確認していくことで、神経を抜く時期を見きわめていきます。その結果として、神経を抜く時期を遅らせることができるとしたら、その後の歯の寿命を延ばすことも可能だと思います。

初診時(2001年11月)

虫歯が認められ、治療をおこないました。削った箇所には、金属の詰め物を入れました。

治療前
治療前

虫歯治療後
虫歯治療後

虫歯治療

初診より10ヵ月経過(2002年9月)

以前より「時々しみる」とおっしゃっていた治療した歯が「たまに痛い」とご相談を受けました。詰め物に使用した金属は熱が伝わりやすい旨お伝えし、熱が伝わりにくいプラスチックの詰め物に変更してみることにしました。

金属の詰め物
金属の詰め物

詰め物をプラスチックに変更後
詰め物をプラスチックに変更後

初診より2年6ヵ月経過(2004年5月)

根管治療後
根管治療後

神経が感染をおこしていると判断したため、神経を抜く根管治療を
おこないました。

神経の治療(根管治療)

初診より7年2ヵ月経過(2009年1月)

初診より7年2ヵ月経過

適切な根管治療で、いい状態を維持しています。

初診より2年半経過した時点で、結果として神経を抜く治療をおこなうことになりましたが、歯のためには、できるだけ歯を抜いたり、神経を抜かないで治療する方向を模索することが大切です。
この方の場合も、2年半、神経を抜かずに様子を見たことで、長い目で見れば、歯の寿命を少しのばすことができたかもしれません。

神経の治療(根管治療)

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